寺田洋子・森つくし展 ー工房を訪ねてー

残暑が残る9月初旬、最終の打ち合わせの為、寺田洋子さんと南砺市の森つくしさんの自宅件工房を訪れました。「田園の中の大きな木が2本ある家」と教わって伺ったおうちは、数年前からコツコツ、リノベーションしながら暮らしているという古民家。土間のある玄関を上がると風の抜ける明るいリビングがありました。ディフューザーから漂う心地よい香りを尋ねると「この香りとってもおすすめなんですが、洋子さんも持っていると伺って共通点の多いことにびっくりしたんです」と興奮気味に教えてくれました。
お二人とも日々の暮らしの中で大切にされ、育まれてきた想いがある。
そんな話が盛り上がるにつれて出てくるお二人の「共通点」。
例えば、
人生の岐路に於いては、迷いながらも直感を信じ自分の道を選択してきた。
自分の手を使って何でもやってみたい。その方が断然楽しい。
庭で野菜を育てて自然のエネルギーをもらいながら暮らしていると、生きている実感がある。。。

お話を伺いながら、お二人の自然な、素敵な暮らしの中でこそ生まれて来る作品たちなのだと、改めて感じました。ご自身の作品に対して、
洋子さんは「作品を通して使ってくださる人に会っている感覚がある。人の手に、暮らしに馴染むものを作りたい」
つくしさんは「自然の循環・営みを感じられる暮らしを楽しんでいて、その中に制作活動がある。チャレンジしたいことが沢山あるので焦らず進んでいきたい」と語ってくださいました。
お二人の暮らしの中から紡ぎ出される作品を手に取り、その肌触りを楽しんで頂けたら幸いです。                      かわもと